デュラララ!! #18『死生有命』

紀田正臣がいかにして過去に囚われてしまったかというお話。
もうこうなってしまいますと「ダラーズ」「黄巾賊」「罪華」の激突は必至かもしれませんが、臨也の悪さが強調され過ぎていていっそ気持ちがいい(笑)
こういうなんだか分からないけど悪人というキャラはとても新鮮ですし、神谷浩史さんの怪演もあって見事なキャラ立ちでございます、天晴れ。
自分を黄巾賊へ引き戻したのも、抗争を煽っているのも臨也だと思い至らない辺りが、中学生の正臣から成長の見えないところでございまして、正臣が貧乏くじを引きそうでなんとも。
それにもまして操っているように見えて破滅に向かって飛び込んでいるように見える臨也の行く末に興味が向いております。彼が普通の人間であれば絶対誰かに刺されて死ぬと思うのですが(笑)、この作品は「なんでもあり」ですから「実は悪魔でした」と言われても納得しちゃいます。・・・死なないんだろうなぁ。
最終的にどこを目指しているのか未だに分からないのですが、目が離せない展開という事だけは間違いございません。