うみねこのなく頃に 第二十話延長戦

本シリーズの最終章は真理亞と縁寿の過去と現在を描いたエピソードな訳ですが、初見の時は真理亞と縁寿の哀れさばかりが先に立って正直観ているのが辛かったことを思い出しました。
位置付けといたしましては、これまで描かれる事がなかった「六軒島大量殺人事件」を「外」から眺めるためのエピソードだと思うのですが、そこに真理亞と縁寿が魔法と関るお話を挿入する事によって、視聴者の推理を邪魔する(笑)効果も加味していると。上手いなぁ。
ただし、推理する上でそこは必要ないのかもしれません。・・・どうかな?重要と思えるところは「ビン詰めされた二通りの事件の概要」と「それを誰が書いたのか」というところでしょう。
ビン詰めメッセージの署名は真理亞、しかしそれは真里亞の筆跡ではなかった。ところが縁寿が持っていた真里亞の日記の筆跡とは一致している。これが意味するものはなんでしょう?
そして二つのエピソードが書かれている意味も現状では不明。多分「シュレディンガーの猫」関係なんでしょうね。
最大の謎は誰が書き残したのかなのですが、これも・・・、結局なにも判らず仕舞いです(笑) セカンドシーズン熱望!