けいおん!! 第4話『修学旅行!』

澪が苦労したお話。
桜が丘高校三年生は修学旅行で京都へ行く事に。しかしその前途が多難なことは出発前に憂が感じ取っていた(?)通り、いつもは冷静な紬も異様なテンションで、全ての負担は澪が負うことに!澪の明日はどっちだ!!という・・・まあ、そんなお話(笑)
結局修学旅行って、名所旧跡へ行くんですが行っただけで何にも学んできませんよね?少なくとも私はそうでした。大体高校生に京都の歴史を学べと言われましても、ねえ(笑)
京都アニメーション制作だから京都かと思いますが、金閣寺・嵐山・渡月橋は私も行った(笑) 懐かしい〜。後清水寺とか京都御所・・・、いや旅番組じゃないからそこはどうでも良いのか。
今回の「キモ」は最終盤で唯が布団の中で「あと一年」と呟くところだったと思うのですが、特に膨らませるでなし、唯も深く考えないまま眠りについて終了。この辺は先々に繋がる超遠投の伏線(笑)なのかもしれませんね。
いやいやそこではなく、行きと帰りの新幹線の中での澪の変化こそが「キモ」なのかもしれません。「行き」ではしっかり者だった澪が「帰り」では唯たちと同程度の女子高生らしい反応を見せる。そこで表現されたものは・・・、なんでしょう?(笑)
今回のお話は「きっと何かある」と考えながら観るものじゃなくて、年寄りには「そうそう、自分たちの学生時代もそんな感じだった」と懐かしみ、若い視聴者さまには来るべき修学旅行への憧れを誘うだけで十分なお話だったと思います。
旅先の解放感に浸る紬と澪(唯と律はいつもああですから・・・)。それを観ることができたエピソードでございました。