デュラララ!! #16『相思相愛』

「罪華」の正体が「贄川春菜」で、彼女が切り裂き魔となって人を傷つけていた理由が世界を「罪華」の子供で満たす事、とここまででも十分でございましたがもう一回ひっくり返されるに及んで、作者のサービス精神に改めて感心いたしました。
決着は次週という事なのでしょうが、こうなりますとどう落とす気なのか全く見当がつきませんね。・・・いつものことか(笑)
もっとも本作は「ミステリ」と言う訳ではないのでしょうから、「オチ」なんて思案の外なのかもしれませんが。転がる先に待ち構えているものは何なのか、ただ待つしかございません。
それにしてもなー、本当に「マトモ」な登場人物がひとりもいないのか(笑) 「バッカーノ」の時もそう思っていたのですが、作品としての楽しさは申し分ないのですが、描こうとしているものが見えてこない作品の感想は書きようがございませんね。