うみねこのなく頃に 第十八話延長戦

ベアトと先代による「北風と太陽作戦」終了。成功目前の縁寿乱入によって失敗、と。
流石に二回視聴いたしますと、初回に見えなかったものが色々と見えてくるようになります。初回時には「ヒントが!」とかぬかしましたが(笑) よ〜く見ればそこここにヒントらしきものがあるような気が!・・・気のせいかもしれませんが。
今回のBパートで絵羽が生き残っておりましたから犯人の一人は彼女で確定なのでしょう。Aパートの終わりに絵羽がバトラを散弾銃で撃つシーンがありましたが、初回時にはそこを全然気にしませんでした。
何故かと申しますと、各エピソードで描かれている事は「メタ」のバトラとベアトのゲームのための「ドラマ」だと思っていたからでございます。魔女やその使い魔によっての殺害シーンなんかはその最たるものでしょうか。
ですがこの「絵羽によって殺されるバトラ」のシーンには魔女も使い魔も登場いたしません。何故でしょう?答は「このシーンは真実を再現しているから」ではないでしょうか?
今週ベアトの代わりにエヴァがバトラと対決しましたが、バトラからの「絵羽叔母さんは事件前後の時間帯、部屋から一歩も出ていない」「この吸い殻は、絵羽叔母さんがいた部屋の灰皿で揉み消された」の復唱要求は拒否。一方

  • 朱志香負傷後、絵羽は常に戦人の監視下にあった
  • よって、絵羽には南條殺しの完全なアリバイがある
  • 南條の殺人事件発生時、戦人、絵羽、朱志香は生存している
  • 犯行時の使用人室には南條と朱志香しかいなかった
  • 右代宮朱志香は殺人を犯してはいない!
  • 絵羽と戦人も南條殺しには関わっていない!!
  • この島には19人以上の人間はいない!
  • 南條は他殺、トラップもなく犯人は真正面の至近距離から殺した!
  • 赤は真実のみ語る

と、多弁でございます。この時点で視聴者から見て生き残っていた人間はバトラ・南條・朱志香・絵羽の四人しかおりませんでした。
不思議な事に、いずれの赤文字でもバトラの存在は無視されております。何故でしょう?
そして繰り返される「この島には19人以上の人間はいない」という言葉。・・・この言葉をそのままの意味で取る場合と、「個人としての18人」と取る場合・・・え〜と、数ではなくてひとりひとり名前を持った人間として数える場合・・・何を言っているのか分からなくなって来ました(笑)
絵羽単独犯ではなくて、少なくとももう一人可能性がある人物がいるような気が!・・・気のせいですね(笑)