HEROMAN EPISODE#5『ASSASSINS』

スクラッグの秘密兵器(笑)「タマ」の前には、アメリカ軍の地上からの砲撃も空からの爆撃も効き目はなかった。ジョーイたちは作戦を練るためデントンの研究室に一事撤退するが、スクラッグの地上要塞から多数のスクラッグ兵が現れると、各個撃破作戦を取る事に。しかしそのスクラッグ兵の中に、というお話でした。
まあ、ウィルとニックの場合自業自得なのですが、日本のアニメだと「力をやるから協力しろ」とか言われて自分から進んで敵に身を投じる場合が多いような気がいたしますが、アチラさんの場合問答無用で利用されてしまうようです。
もっともウィルの場合、ジョーイに対する敵愾心と申しましょうか、嫉妬と申しましょうか、負の感情が描かれておりましたので、単純にスクラッグに利用されただけとは思えませんが。
ただ日本式の場合、この負の感情を丁寧に描く事で「敵味方」に別れた者の心情描写という、非常にウェットでありながら豊かな感情を描ける利点がございます。・・・いやアチラも同じか。
この辺は次回を観てみませんと判断がつきませんので、いつも通り保留(笑)
でもなぁ、これが洗脳ですとか操られているのならともかく、改造されてしまうと後戻りがきかなそうで行き着く先は・・・。さすがスタン・リーでしょうか。あっ、でも「ファンタスティック・フォー」を見ると、人間じゃなくなっても主人公たちは気にした風もございませんからどうでも良いのかもしれませんね(笑)
圧倒的な武力の差は如何ともし難く。ギターの音波兵器は増産すべく政府に通達した方が良いのではと思ったり、いくら「ヒーローマン」の力があったとしても、あの敵の数を見ても突進するジョーイの無謀さに呆れたり。
・・・でもね、こんな事を考えるのは「大人」だけで、「こどもたち」はピンチとチャンスが往ったり来たりするこの早いテンポの方が好きで、作戦の内容なんて気にしていないのかもしれません。さて、次週はどうなるのでしょう?とても楽しみでございます。