閃光のナイトレイド 第1話『救出行』

これはまた微妙なアニメでございますなぁ・・・。スパイアクションとでも言えば宜しいのでしょうか、こうしたジャンルに需要があるのかと考えますと、・・・ここも微妙。ただ、売れそうな所ばかりを狙って作っても、先細り感は否めませんし、違和感を感じさせても新規開拓しようという意図は買い、というか買おうよ(笑)
時代設定もまた微妙なところを選択。確かにどうエージェントが活躍しようとも「必ずやってくる戦争」という背景が必要なら、そしてアジアを舞台にするならこの時代が最適なのかもしれませんが、それならば超能力者がエージェントという設定はむしろ邪魔なんじゃないかと。
いつも思うのですが、こういう「超能力」の使い方ってただの「便利な道具」の代わりでしかなくて、「超能力」でなければならない理由がないんじゃ・・・、とここまで書いて「まだ初回だし、そこら辺の説明もこれから先描かれるかも」と思いなおしました。
うん、結論を急いではいけませんね。でもそうなるともう少し魅力的な初回を見せて頂きたかったかな?とも思うんですよね。なんにせよオリジナル企画には頑張って頂きたい、と。
それとこの時代をどうしても描きたいのでしたら「黄土の奔流」ですとか「崑崙遊撃隊」なんて名作を映像化していただきたかったり、森川久美さんの名作マンが「蘇州夜曲」「南京路に花吹雪」ってのも(笑)
とにかく全ては次回以降でございます。