テガミバチ 第二十一話『記憶のポプリ』
「イワシの部屋?」
あああっ、今週のニッチはこれしか台詞がありませんでしたよ、責任者出て来い(笑)
ハチノスにDr.サンダーランド・ジュニアプロデュースによる「癒しの部屋」ができ、ラグたちが訪れるとそこには「マナ・ジョーンズ」という盲目(?)の女性が「香」を焚いてBeeたちの疲れをとってくれた。マナがその部屋を任されるまでにはDr.サンダーランドジュニアとゴーシュ・スエードが深く関わっているのだった、というお話。
久々にゴーシュが登場したり、サンダーランド博士が熱かったりとお話としては楽しかったのですが、このお話で前後編(かどうかはまだ分かりませんが)にするにはもうひとつ「なにか」が欲しいような気がいたしました。
一番最初に頭に思いつく安易な手(笑)といたしましては、単純に思い出を語ってそれで前後編にするよりも、過去と現在がクロスする重層的なお話がございます。
この場合過去のゴーシュと現在のラグ、その中間にいて二つを繋ぐ接点としてのマナという仕掛けがあるのではないかと。過去のゴーシュが「何かして」マナを助ける、現在のラグは「こうやって」マナのお手伝いをする。当然それはテガミに関係する何事かでなければならないのですが。
マナを通してゴーシュとラグが合わせ鏡のように重なったり重ならなかったり。そこでラグが追いかけているゴーシュの姿が浮かび上がり、その逆もある、と。
…まあ後編を観てからでないと、いつものようにあさっての方向の感想になってしまいますので、今日はこれくらいで(笑)