テガミバチ 第十話『光の下』

 ラグがテガミバチとして初出勤するその朝、ラグが下宿しているシルベットの家へハチノス副館長のアリアが訪ねてきた。出勤前にラグに見せたいものがあると言うアリアは、かつてゴーシュとよく訪れていた「祈りの丘」へ案内し、そこで起こったことを語って聞かせるのだった、というお話でした。
 「車椅子の女豹」って、たった1週間で性格変わりすぎていませんか?シルベット(笑)
 そして相変わらずラグのパンツしか履かないニッチや、ゴーシュの味音痴の原因など、穏やかな(?)笑いをトッピングしながらも今回は物語の「謎」を提示。バランスが絶妙でございますなぁ。
 「またたきの日」と呼ばれる12年前の311日。人工太陽の調整に失敗した政府の飛行船は何故墜落したのか?ゴーシュの記憶が喪われた意味は?そしてその日に生まれたラグとは何者なのか?
 これ以外にも物語の発端である「ラグの母親は何故連れ去られたのか?」というものもございますが、これは今回アリアが語った「アンバーグラウンドは女帝制よ」という台詞に関係しているかと思いますが、まあ余り先走りしても良い事はありませんね(笑)
 今はラグが泣いたり笑ったり考えたり悩んだりする様を、ドキドキしながら見守ることがこの作品に対して正しい視聴姿勢でございましょうから。次回はラグの初仕事でしょうか。