テガミバチ 第四話『ラグの相棒(ディンゴ)』

ニッチは「ただのニッチ」から「ディンゴのニッチ」へクラスチェンジした!
 ラグはニッチをラブサムワンダウンへ届け、後ろ髪引かれながらユウサリ地区へと向かおうとしていたが、道中で出会った人からラブサムワンダウンが「見世物小屋」だったことを知った。ニッチの元へ戻ったラグは見世物小屋から逃げだした彼女を追ってブッコロリの森に入り込み、そこで鎧虫(「がいちゅう」と読みます)と遭遇してしまうのだった、というお話。
 私が作品にのめり込むために必要な物といたしまして、「興味が引かれる作品世界」もしくは「魅力的な登場人物」がございますが、「興味が引かれる作品世界」の方はある程度物語が進行してくれませんと判断が付きかねる部分もございます。
 一方「魅力的な登場人物」の方は出会いが全てみたいなところがありまして、これが上手い具合に「ハマリ」ますと作品に対する印象がとても良くなります。我ながら単純ですね(笑) この作品の場合初回のラグの泣き顔と、この2回のニッチの言動に惚れました(笑)
 特段オリジナリティに溢れているキャラだとも思いませんが、見せ方、そして声優さんの力が大きいのかもしれませんね。最後までこの印象が裏切られないことを願っております。
 「ディンゴ」を手に入れラグはユウサリへと急ぎます。