鋼の錬金術師 第36話『家族の肖像』

 基本的にここは私「海」の超個人的感想しか書き残しておりません。ストーリーなんかは他の方の書かれたブログなんかを読ませていただいて補完しておりますし、大まかな流れは公式サイトで確認しております。短いシリーズですと再確認することも無い訳なのですが、13回を超える作品の場合色々と問題が出てまいります。
 早い話が「過去のやりとりや何が描かれていたのか」が曖昧になっておりまして(笑) 例えば今回の「ホーエンハイム」の正体にかかわるエピソードってこれまでにキチンと描かれていたっけ?というところに引っかかってしまいました。
 もちろん何回か前にホーエンハイムが焚き火を取り囲んでいる過去のお話があり、そこで若かりし頃の「ピナコ」が登場した事で「ああ、ホーエンハイムは歳を取っていないんだな」と理解させ、転じて彼は普通の人間ではないと提示されていたことはさすがに憶えております(笑)
 ですが彼とホムンクルスの「お父様」のつながりとかはまだでしたよね? こういう事を確認しようとしても公式サイトは役に立たないですし、ネタバレ上等なサイトの閲覧は楽しみが損なわれてしまう恐れがありますし。・・・今度からは詳細なあらすじも書き残しておこうかなぁ、自分のために。
 それはともかく。ホーエンハイムの不死の正体は上記のような理由で分かりませんでしたが(笑)、前半は子供(エドとアル)のために不死の体と決別する旅に出た男の決意が良く表されておりました。「不死」であれば子供の方が先に逝ってしまうわけですし、「親」として子供の最後を看取りたくないという気持ちはよく分かります。
 問題はその「親」の気持ちがあの兄弟に伝わるのかということでございまして、う〜ん、前途多難でございますねぇ(笑) このエピソード自体は些か唐突な感じもいたしましたが、多分今後に生きてくるエピソードだからここに挿入したのだと信じて見守る事にいたします(偉そうだな・・・)
 中盤から後半。まさに「こうきたかー!」なオリヴィエの行動。格好良過ぎだ(笑) マスタングが慎重に事を運ぶタイプですから、キャラ被りしない配慮なのかもしれませんが、本来なら性別が逆であっても宜しいように思います。・・・女性の方が強い時代なんですねぇ。
 そして北の大地にウィンリィも登場して役者が揃ったところでしょうか。次回は物語が大きく動くのか!? 乞ご期待な「ヒキ」でございました。