生徒会の一存 第7話『踏み出す生徒会』

 先週のシリアス(?)展開を受けてどういったお話になるのかと期待と不安が交錯した状態で視聴いたしましたが・・・、何も変わっておりませんでしたー(笑) 
 折角夏合宿と称して東京まで遠征したというのに道中の列車内の描写も「鉄」関係の濃い話があるわけでもなく、肝心の東京でもオタク関係の描写もナシ。・・・移動した意味が全くございませんでした。うんうん、この「変わらない」ってのがこの作品の持ち味でございますよね。
 そう考えますとやはり先週のお話は入らない回だったと。この作品でシリアスを混ぜる意味は・・・無かったと(今は)断言しておくことにいたします。ただし、最終回を迎えたときに6話が生きて来るような構成でしたら素直にごめんなさいする用意はございます(笑)
 ですが本作はあくまで登場したキャラの濃いバカ話がメインであると信じておりますから、正直もっと濃い方が宜しいかと。確かに濃すぎますと一般視聴者が付いて来れない不安もございますが、こんな時間にこの作品を一般視聴者が観ているとも考え難いですし、それに内容に付いて行けなくとも楽しそうなバカ話の雰囲気だけ感じ取ることはできると思いますので、原作にあろうとなかろうと深いところまで突き進んでいただきたいものでございます。
 例えば怪談話の件も当初であれば過去の作品のパロディがあって然るべきところだったと思うのですが、少々おとなしくなったように見受けられたところが残念でございました。もっとバカやっていただきたいものでございます。次週に期待いたします。