鋼の錬金術師 第31話『520センズの約束』

 その約束が叶う時がやって来るのかこないのか二人にも確証はなかった。ただ最後の瞬間と思われるその時に今交わした約束が「糧」になる予感だけはあった。僅か520センズの約束。それは金額の多寡の問題ではなく、あえて言えば生き残るための切符の値段かもしれない・・・。
 ・・・もうね、こういうシーンが見れただけで妄想爆発(笑)してしまいます。危険の真っ只中にあってユーモアを忘れない、男のやせ我慢を優雅に語るシーンは最高の見せ場でございます。
 今回はこのシーンだけでお腹一杯になりましたので、他はいいや(笑) キンブリー?誰。あっ、でも「一族の興亡を背負う者としての責務と祖父と孫の愛情の間で揺れ動く」ランファンとフーの件はもう一つの見所でしたし、ノックス医師の「医師としての矜持」と家族への愛情とか・・・、見所満載でしたね(笑)
 そして物語は次なる山場に向かって加速してまいりました。・・・あとはOPの「長髪の彼女」の出番が待たれます。楽しみだなぁ・・・。