生徒会の一存第3話『取材される生徒会』

 パロディは受け手側が元ネタをどれくらい知っているかでその面白さが変化すると思いますが、であれば送り手側はなるべく認知度の高い素材を選ぶことが「受ける」ためには必要かと考えております。
 ですがここでひとつ関門がございまして、それは世代間の問題かと存じます。送り手受け手双方が近い範囲の年代で、その世代でなら共通認識できるものであっても、少しばかり世代が離れてしまいますともう元ネタが分からなくなってしまう、と。
 特にこの作品のように「アニメ」「ゲーム」「ライトノベル」が話題の中心ですと、おっさんには辛い(笑) 今回も冒頭の「いっぺん死んでみる?」ネタは笑わせていただきましたが、他は(笑)
 このネタは制作会社が同じであるから(そしてCVはオリジナル「あい」の能登さん)からやれたのでしょうが、それでもキャラ全部を描いてはおりません(あえて描かなかったのかもしれませんが)。まあ、関係各位に許可を貰う手間暇を考えますと、この辺が限界なのかもしれません。
 ただ「銀魂」のようにフリーダムな番組を知ってしまうと、制作スタッフの踏み込みが甘いかな?と感じております。まあスタッフのご苦労を知りもしない門外漢の戯言なんですけどね。それに元ネタを知らないのはスタッフのせいではなく、あくまで私の問題だし(笑)