バスカッシュ! 第25話『アバヴ・ザ・リム』

ホシワタリに乗り、月へと向かうダンたち。月とアースダッシュを救うため、伝説リーグではアイスマンやファルコンたちが力の限り試合を続けていた。ボロボロになりながらもダンが来ることを信じるアイスマン。アースダッシュと月の人々が見守る中、遂にダンが月へ降り立った!(公式サイト内「ストーリー」より)

 うん、なかなか感動的でございました。ここ最近の脚本は全部佐藤竜夫さんが担当しておりますから安定感が上がっているように感じられました。逆に言えば全部佐藤さんが書いていたらこの作品の印象は全く違っていたのでは?と思うわけですが、難しい諸事情があったのでしょうね。
 とは申しましてもこのエース投入のタイミングは遅きに失した感は否めませんでした。お話の流れといたしましては申し分ないのですが、最終盤になってから色々詰め込みすぎているように思えたからで、結果時間的制約を受けていたような気がしまして・・・。
 例えば今回ダンがムーニーズに降り立って「DJD!」とコールされる場面。感動的な場面でございましたが、コールの間隔が短すぎるように思えます。始めは子供たちだけの小さな掛け声が次第に大きくなり、それがうねりとなってムーニーズ全体に広がっていったとしたらもっと感動できた・・・と思いますと、あそこでその時間を取れなかったことが惜しまれます。まあ重箱の隅なんですけれどね(笑)
 次週で最終回。終わり良ければ全てよしとなりますか、お手並み拝見。