青い花 第7話『若葉のころ』

 ふみが恭己の告白に驚いたりすねたり・・・で、演劇祭の翌日は自主休校してあーちゃんと横浜デート。憂さを晴らして翌日恭己となんとなく仲直りして恭己の家へ招待され、杉本四姉妹とご対面するお話。・・・大筋では間違いは無いはずです(笑)
 今回も男性キャラの登場はほとんどございませんでした。杉本家も母親は登場したものの父親は不在。徹底しております。世界は女性だけでできた「ティル・ナ・ノーグ」のようでございます。ですが、現実はそんなに甘いものではなく。
 杉本家の面々は恭己の交際宣言にもさほど驚いた様子もなく、それどころか恭己の心の在り処を言い当ててしまう慧眼ぶり。女性は怖いです(笑) 二人の恋が学生時代だけに限定されたものだと見透かしておりましたが、これは彼女たちも通った道ということなのでしょうか。
 好きだから迷い、疑い、不安になる。これに関しては男だからとか女性同士だからとかは関係なく恋する者が罹る病でございますが、これを治す薬はお互いで時間を掛けて見つける以外ないような気がいたします。が、彼女たちにその時間があるのかどうかは不明。
 あーちゃん、良い娘さんでございます。