プリンセスラバー! 第三話『剣と舞踏会』

 先週「嫉妬」(笑) に駆られて「誰でも好きな娘を選べばいいじゃん」と書きましたが、いいなぁ哲平(笑) 全員「ウエルカム」じゃありませんか!
 先週の「ひき」の対シルヴィア戦は瞬時に決着、驚くほど潔い展開でございました。「恋愛」をメインにするつもりでしたら、ここは哲平が勝ってシルヴィアの哲平に対する屈折した想いで引っ張っても良い所だと思いましたが、そうしなかったところは他に何か描く都合上先を急ぐということなのでしょうか?
 ですがこの「あっさり」した流れは大歓迎です(笑) ここで「ドロドロ」した描写が延々と繰り広げられますと、おっさんにとってはついて行くのがしんどいですから。
 シルヴィアとの絡みは一旦終了して今度は「ツンデレ」鳳条院聖華と社交部入部を賭けて(?)対決。この辺は「マイ・フェア・レディ」の逆ヴァージョンといった趣で楽しい。哲平が「俺は男だ!」とか言い出して暴れるかと思いきや、真剣に女性陣のコーチに従うところは今風の男の子だからでしょうか。…なるほど、好かれるにはこういう謙虚さが必要と言う訳ですか、ただしイケメンに限る(ry
 今のところ恋愛のダークサイドが排除されていることや、テンポも良いこともありまして、年寄りにも大変観易く仕上がっておりますが、難関はこれからでしょうか?