クイーンズブレイド流浪の戦士 第3話『艶襲〜歴戦の傭兵』

 前回の感想で「今後もこうしたキャラが出てきて最終的な勝者はひとりということなのでしょう」と書きましたが全12話という情報と、この進行状況を考えますと本シリーズは「レイナとトモエ」が中心にお話が進むようです。・・・あくまでも私の推測ですが。
 今回はレイナが「歴戦の傭兵・エキドナ」に辱められた(笑)お話。進行上主人公が打ちのめされるエピソードはあって不思議はございませんし、領地を脱出して若干浮かれ気味だったレイナが初心に立ち返るといった意味ではこれは「あり」です。
 ですが初回と今回を見れば分かる通りレイナは現状それほど「強く」ありませんから、このエピソードが必要だったのかと考えますと微妙でございます。むしろ正統派路線でリスティによる特訓の方が適切だったのではないかと思案。あのあとひとり放り出されるレイナを思いますと不安が一杯です(笑)
 今後「強くなるための過程」というものが描かれるのでしたらこの感想は(いつもの通り)全くの的外れなのですが、はたして本作にその時間が残されているのでしょうか? それとも2期前提の本シリーズなのでしょうか? 裏事情を考える必要はないのですが、中途半端に終わらないといいのですが。
 その他。理解していたつもりですが、レイアウトの拘り具合に笑いが零れます。その角度で揺れる「おっぱい」を描きたいのか?と小一時間(ry でも本作スタッフであれば、例えば今回、落ちる水着でトモエの胸を見せなかったような「寸止め」演出も可能なのにそうしない意味が分かりません(笑)
 まあ「色モノ扱い上等!」という覚悟の元で作られているのでしょうからこれはこれで。