夏のあらし! 第1話『プレイバックPart2』

 え〜と(笑) これは第1話でよろしのでしょうか(笑) 上記の作品とは別の意味で詳しい状況説明なしで始まったようでございます。
 「タイムリープ」を当たり前のように行う女の子と、それを当然のように眺める他のキャラ。こういう舞台設定だということは理解できましたし、こちらも「徐々に」説明・・・、してくれるかどうかは不安です。だって「シャフト」で「新房監督」ですから(笑)
 第1話のお話はそれなりに練られていて、タイムリープとしての整合性はありましたが、正直お話として面白いかと聞かれれば微妙でございました。しかし視聴中終始「ニヤニヤ」していたことも事実でございます。
 これは独特なキャラデザイン、細かいカット割と独特なレイアウト、一瞬「絶望した!」と叫ぶのかと思った「パロ」(そういえば風見鶏はアレでしたし)など、飽きさせない仕掛けが随所に見られて楽しませていただきました。
 なにかしら深い謎のようなものがあるとも思えませんし、監督の芸風から考えますとそうしたものとは遠く離れた「刹那的な娯楽」を目指されているのかもと邪推いたしました。一口に「アニメ」と言っても切り口は様々だということを再確認させてくれる作品。
 この先どれくらい「弾けて」くれるのか興味津々でございます。