鉄腕バーディーDECODE:02 第3話『SOMEWHERE IN TIME』

 つとむと視聴者にバーディーとナタルの過去を見せるために「まりなとたくみ」を用意して構成されたお話。前回「手札をオープン」と書きましたが、まだ隠されたお話もあることが示唆されておりました。
 アヴァンで見せているバーディーの子供時代にはなにかしら意味がありそうですし、「ヴァイオリン」という養育係りの役回り、子供のバーディーを救った謎の男、時間がないと語るナタル…。恐らく全てがひとつの線につながるのでしょうが今のところは不明でございます。この作品は構成がしっかりしておりますから、現段階のお話がばらばらの状態であるにもかかわらず大変観易くなっております。プロのお仕事ですね。
 今回は脱獄囚とナタルの対決はございませんでしたので、アクションはバーディーオンリーでしたが相変わらず安定。カット割りもスピード感があって好感。個人的にはあの火事場泥棒をナタルがやっちゃう方を観たかったのですが(笑)
 次週はナタルの正体をバーディーが知るようですが、このお話はそこからが始まりのような気がいたしますので期待したいと思います。