とある魔術の禁書目録 ♯14『最強(さいじゃく)VS再弱(さいきょう)』

 タイトルのルビは間違いではございません(笑)
 5回に亘った「アクセラレータ編」の最終回でした。ここまでの問題点全てが解消されていたわけではございませんでしたが、これまでのエピソード中一番観易かったと思います。その理由は簡単で、前回書いた通り悪役が悪役らしく振舞ってくれたおかげでございまして、ひとえに「アクセラレータ」くんの功績でございます。
 が、であればこそ余計に注文もあるのですが、本作をここまで視聴してまいりますとそこを指摘するのは作品そのものを否定する行為であるという結論に達しましたのでスルーすることにいたしました。当麻くんの説教も今回は少なめだったこともあり、観易かったのですから善しと。
 ただこれだけは記しておきますが、インデックスの出番があまりにも少ない事は改善していただきたいものでございます。いえ、「インデックス萌」とかではなく、聞いたところによりますと原作本は結構な数が刊行されているようなので、当麻と彼女の能力(インデックスはただ記録を保管する事しか出来ないという設定でしたらお門違いなのですが)を使って事に当たるというお話もあると思うのですが、そういうエピソードをアニメにしていただきたいなぁ、ということでございます。
 これが「上条当麻奮戦記」とかいうタイトルでしたら今の路線で問題はないのでしょうが、このままですと「タイトルに偽りあり!」と文句のひとつも言っても構いませんよね?(笑)