ドルアーガの塔 the Sword of URUK 第3話『夢の国メルトランド』

「負債総額37億5千2百万ギルダでございます」
 自虐ネタにも程があります(笑) 笑い飛ばすほど余裕があるという事なのでしょうか、それとも「やけくそ」なのでしょうか。
 今回は一期10話で到達した「金剛の宮」でメルトとクーパと再会して助力を請うという、ある意味感動的なお話になるはずでしたが、冒頭から「オチ」を表示するという壊れた展開でございました。真面目な視聴者だと怒りかねない脚本ではございましたが、この先救いのないお話(一期は見かけによらず「裏切り」や「思惑」というハードな展開がメインでした)も予想されますので、緩急ということでは問題なし! といたします(何様?)。
 お調子モノのメルトとしっかりモノのクーパの組み合わせが維持されていたのが嬉しかったです。そして予想に反してジルのパーティーに参加ではなく、ウラーゴンの隊列に(無理やり)参加させられたことで今後の物語にバリエーションが加えられそうな予感もいたしました。…残り10話しかないのですが。
 今回は冒頭から「オチ指定」でしたし(「24」なのでしょうか?)、「大脱走」とか「ナウシカ」とか色々楽しい仕掛けもありましたが、本当のオチがアレだったのは台無し(笑) 「もう少しがんばりましょう」と記しておきます。