機動戦士ガンダムOO 2ndシーズン ♯07『再会と離別と』

 今回の内容について正面から書くのは恥ずかしいのでなかった事にしたいと思います。・・・少しだけ。
 ブシドーは自由すぎて面白いのですが、もはや軍隊の体もなしておりません。どのくらい上の方から裁量権を与えられているのか、現段階では分かりませんがあの勝手な行動が許されるのでしたら、もはやこの作品はファンタジーの領域に突入しているのかもしれません。
 刹那と乙女座の彼氏が歪んだ愛を育んでいる一方、ハレルヤとマリーは真っ当な愛を育んでおりました、戦場なのに(笑) 「お父さん、僕にお嬢さんを下さい!」「お前にお父さんと呼ばれる謂れはない!」と脳内変換して楽しんでおりました。黒田さん、やるなぁ。
 お話としてはハレルヤとマリーが長い時と、異なった体制を乗り越えて再び惹かれあった(引かれあったでも可)ように、求め続ける事で沙慈とルイスも困難を乗り越えられるという暗示なのかもしれません。またはそうでなかった場合は悲劇に終わるという一例かも。
 こういうお話は嫌いではありませんし、私は本作のスタッフが策士であると信じておりますから後で振り返った時、今回のエピソードが何かの具体例として有効だった、ということになると思っております。
 でも「戦場で恋を成就させたら、それは死亡フラグ」という伝説を聞いたことがあるのですが、これはそのフラグだったのでしょうか(笑)