マクロスFRONTIER 『ミッシング・バースデー』

 観終わってすぐには「この回は必要だったのか?」と疑問を感じましたが、改めて考ええればこの作品の肝は「恋愛」ですからこれは必要なエピソードでございました。スターとして成功するに従い離れて行ってしまう心、その寂しさや切なさというものを描かなければ次の段階の描写が生きてこないわけですから、後になって効いてくる回なのでしょう。
 その上で、今のアルトには色恋よりも「(本物の)空を飛びたい!」という選択をさせた今回の脚本を生かすも殺すも今後の展開次第といったところでしょうか。お手並み拝見と期待して次回以降を待ちます。・・・河森監督の作品はメカとか戦闘シーンに目が奪われてしまうのですが、基本的に恋愛ものが大好きな監督であることに今気がつきました(笑)