コードギアス反逆のルルーシュR2『ナイト オブ ラウンズ』

数回に亘って書いてまいりました「ロロのギアス」の弱点がついに明らかに!「兄さん、僕のギアスには弱点が・・・」身を乗り出したところで見事に肩すかしを喰らってしまいました。上手い!(笑)
具体的な弱点については実はそれほど興味はありません。ただ無敵のギアスではないのだという事を提示していただいただけで十分です。・・・ただその弱点が前回の「物理的攻撃には効かない」程度ですと拍子抜けしてしまいます。そういう事なのでしょうか?いけません、完全にスタッフの術中に嵌っていますね(笑)
今週はお話が新キャラの登場ですとか「つなぎ」モードでございまして、割と地味に展開しておりましたので飽きがこないよう「お色気」シーンを増量(本作比)しておりましたが、ヴィレッタ先生の水着はいくらなんでも反則だと思いました。
印象に残ったのはロロに優しく接してロロの心を掴み、その光景をスザクに見せてスザクの疑念(ルルーシュの記憶が戻っているかどうか)を晴らすという一石二鳥のシーン。あのシーンでスザクのバストショットを使わないのは上手いと感じました。「ああ、スザクが見ていたのだな」と最小限の情報を開示してくれると同時に、顔を映さない事によってもう一つの、そして最大の隠し玉をぶつけた今週のラストシーンでのルルーシュの肩越しに見せた表情が生きておりました。それにしてもこのシーンでのスザクの顔は間違いなく悪役の顔でした(笑)どんどん悪くなって行きます。人を呪わば穴二つとは良く言ったものであります。
今週のルルーシュくん
黒の騎士団を口先だけで収め、ヴィレッタの過去の男をネタに脅迫して仲間に引き入れたりと一人で裏に回って陰謀を巡らすというのは実に大変そうでございました。今日など希代の策士というより宴会の準備に追われる幹事のようで可哀想でなりませんでした。今のルルーシュくんには有能な副官が必要なようです。
しかし、「昔の男の事を知られたくなかったら俺の言う事をきけ(意訳・・・というより脳内妄想変換ですね)」とは、とても世界を手にしようと思っている男の台詞とは思えません(笑)なにかスケールダウンしてませんか?