黒船?

上のエントリーを書いたばかりなのに「日経ネット」にタイムリー?なニュースがありました。

ソニーの映像娯楽部門、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は日本の制作会社に委託してアニメーション作品の制作を始める。来年6月までに5作品を作り、まず専門チャンネルで放映する。ウォルト・ディズニーを含めハリウッドの娯楽大手が、技術力に定評がある日本の制作会社を陣営に引き込む動きが激しくなってきた。まずSPEのヒット映画を原作とする「ウルトラヴァイオレット」のアニメ版を12話のテレビ向けシリーズ作品として日本で作る。SPEの専門チャンネル「アニマックス」などを通じて放送する。

投資額は30億円だそうで、とりあえず今回は「マッドハウス」が受注したようです。マッドハウスは既にディズニーの「スティッチ!」を受注しているようですし、アメリカ資本のアニメに軸足を移して行く腹積もりなのでしょうか。制作費が数倍ですからその方が業界の健全化には良いかもしれません。これで刺激を受けて、国内向けの制作費が高騰し放送本数が激減したとしても、アニメファンなら支持してくれると思います。もっともどこにでも抵抗勢力は存在しますから、そうすんなりと事は運ばないと思いますが。