電脳コイル『あっちのミチコさん』

子どものうわさでは、ミチコさんの正体はイリーガルではないかとささやかれています。
ああ、なるほど。おばちゃんの調査を妨害するために、大黒黒客とフミエたちを争わせた訳ですね、納得。
正直「イリーガル」とか「ミチコさん」に関しては、本放映を観ていた時はよく理解していなかったですし、今回の再放送でも同じですね。「なんとなく」理解はできるのですが、すんなりとは頭に入らない。分かる人は「どこがわからないの?」となるのでしょうが、それを説明する言葉を捜しあぐねているような状態でございます。
ですが、物語は日常の描写が中心ですので楽しく鑑賞できる事は間違いありません。仮に「電脳」という設定がなくても、です。子どもの目から世界を眺めるってのは本当に楽しいものなんでしょうね。私にとっては遥か昔のことですから、もう忘れてしまいましたが。この番組を観る度にそんな感傷が甦ってきてしまうので、再放送でもTVの前に座ってしまうのでしょう。
今回は「合宿」「肝試し」がメインでした。夏の定番でしょう。ネタとしてはアキラの「一刻も早く距離を取らないと、お姉ちゃんに人生を吸い取られそうで・・・」という魂の叫びとか、冷静に一番怖い話を語るハラケンに笑ってしまいます。他にも細かい描写が色々あってスタッフの頑張りが垣間見れました。