サクラクエスト 第4話『孤高のアルケミスト』

王国の「売り」を探す由乃は伝統工芸である彫刻に目をつけるが、というお話。
どんな小さな町でも何かしら特徴のある産業はあるのですが、当該住人にとって当たり前のように存在しておりますとそれが「売り」になるのかどうか分からなかったり致します。
そういう時頼りになるのは「余所者」の目なのですが、…評判にならないで埋もれて行ったのにも理由がありまして、そう簡単に「売り物」にはなりませんからねぇ。
由乃たちが考えるようなことは過去に間野山の住人も考えていたようでして、それでも上手く行かなかったトラウマが住人たちのやる気を奪ったのかもしれません。
ある意味マイナスからのスタートでございまして、由乃たちの道は中々厳しいですね。
トライしてみたけれど今回も失敗。
でも挑戦し続けませんと活路は見いだせないでしょうし、そのバイタリティをどこまで持ち続けていられるかがクエストの成否を左右するのかもしれません。
早苗さんは心が折れかけてしまいましたが、多分このクエストはパーティの誰が欠けても成功はしないはず。ここは国王が仕事をしなければなりませんが、それは次のお話になりそうでございます。