3月のライオン 第19話『Chapter.39 夜を往く/Chapter.40 京都1』

様々なものを背負う島田が竜王戦第四局を戦うため京都へ、というお話。
喋ったぁ!(笑)
と云う事でこのアニメシリーズでは声が付かないと考えておりましたが、意表をついて魅惑の石田ボイスでございました。ある意味適役過ぎて意外さは皆無(笑)
さて人が生きるということは柵が増え続けると同じ意味なのかもしれません。ただ普通の人間はそこまで深く考えることはないと思います。
でも島田はそれら全てを背負い歩く。なぜなら彼を彼たらしめたのはそういう過去全てがあればこそでございますし、その重い荷物があったからこそ吹き飛ばされることなく此処まで歩んで来れた事を知っているのかもしれません。
諦めたり挫けたりすることは簡単なのでしょうが、それを許さないものが彼にはあったようで、そういうものを背負える人生は決して不幸ではないかと存じます。
それを間近にする霊は本当に幸せ者ですが、彼がその事に気が付くのはもっとずっと先のことになりそうでございます。