昭和元禄落語心中-助六再び篇- 第七話

生死の淵から生還した八雲だったが、落語に対する情熱をなくしてしまっていた、というお話。
若かりし頃の菊比古と助六の高座が残っておりましたが、因縁のあの旅館ののものでしたか。
前半で年老いた八雲を演じていた石田さんの声がフィルムの中では実に若々しく、コミカルからシリアス、青年から老人までと改めて石田さんの演技の幅を思い知らされました。
そして衝撃の事実発覚!
それはみよ吉に対する八雲の贖罪からなのか、それとも小夏に対する憐憫だったのか。八雲本人にしか、八雲本人にも分からないのかもしれませんね。
しかしこの事実を小夏に知らせるわけには行かないでしょうし、でも八雲の荷を軽くするためには真実は明らかにしなければならないような気もするし。
どうなることかと固唾を呑んで画面の前で正座しております(笑)