DAYS 21st day『面白ぇよな サッカーは』

京王河原との準決勝、主力を欠く聖蹟だったが君下のフリーキックで先制点を奪うが、というお話。
このレベルまで来てしまいますと力の差なんてものは殆ど無いでしょうから、勝敗を分けるものは勝負にかける執念かもしれません。
そうしたものが描かれておりまして面白いのですが、やはりサッカーは映像には向いていない競技だなぁと。
野球であれば投手と打者の勝負だけを描いても成立するでしょうし、バレーならポイント毎に各選手の心理状態を描いても試合の流れは途切れませんが、サッカーの試合は止まらないので諸々描こうと致しますと細切れ感が強くなってしまいますからねぇ。
かといって淡々と試合だけを描いてもドラマとして面白くはなりませんし。
漫画であれば時間の停止は「コマ」という特殊空間に閉じ込めることが可能なので気にならないのですが、映像では難しい、と申しますかこれが上手く描けている映像作品を見たことがございません。
試合。
先制するも内容は互角。試合慣れしていない一年生組の焦りが聖蹟を窮地に追い込んでまいりました。