フリップフラッパーズ 第6話『ピュアプレイ』

最初の試聴では理解しきれない部分がございまして、二度見してしまいましたが、なるほどそういうお話でしたか。
今回は単純なピュア・イリュージョンの中の出来事というのではなく、パピカがにいろは先輩の描いた絵に使われていたマニュキュアの匂いに引きずられて、封印してあった先輩の記憶の中の出来事だったようですね。
もう取り戻すことのできなかった過去をパピかとココナが先輩に代わってやり直してくれた。
それはほんとうの意味でのやり直しにはならないでしょうけど、少なくとも先輩の過去から後悔は消えていたのでしょう、ラストカットでいろはがマニュキュアを塗り満面の笑みを浮かべていた事がその証明ですから。
前回とは全く趣の違うお話でございましたが、この振り幅を許容している世界を作ったスタッフの勝利でございますね。
単純に作画アニメと考えておりましたが、物語もそれを支える重要な要素。両輪がしっかりしているアニメでございます。