機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #30『アーブラウ国防軍発足式典』

数回前に組織が大きくなることのマイナスを憂慮したのですが、今回からはそれが本格化してしまうようですね。
大きくなったことで人の出入りが激しくなり、それまで鉄の結束を誇っていた鉄華団にも綻びが生じ始めたようでございます。
本来であれば大人が部署の長として組織運営に目を光らせられればよいのでしょうが、なにせ若い組織にそんな大人は存在しない。
その上地球と火星という距離が経験不足の若い部下の判断を誤らせてしまうと。敵対する組織にしてみれば好都合でございますね。
仲間は家族、その家族を信じるというタカキを責めるのは簡単なのですが、彼の生い立ちを考えればその生き方だけが彼の拠り所でしょうしね。
その点火星組は擦れまくっておりますので容易に騙されはしないと思いますが、彼らが到着するまで3週間ですか、そんな時間がタカキに残されているとは考え難いですね。
唯一アストンだけがミカに近い精神構造をしておりますが、ミカほどの行動力はなさそうですしねぇ。
嫌なフラグが立ったまま以下次回でございます。