迷家 マヨイガ 第11話『バスに乗れば唄心』

ナナキを失ってしまえば人として成立しなくなることが明らかになったが、というお話。
そうですね、楽しかったことだけがその人を構成する要素ではございませんから、どんなに触れたくない過去であっても受け入れなければならないのかもしれません。
本作は現代人のメンタルの弱さに問題提起して…、そんな事はないか(笑)
でも一人ひとりの心の傷と、他者との結び付きや距離感を描いておりまして、岡田女史は「キズナイーバー」を本作を同時期に担当し、別方向から同じものを描く厄介な作業をこなしているのですね。
さてこはるんさんの真の目的は何だったのかが最終回の焦点になりそうで、同時に何人が社会復帰できるのか。そちらも楽しみでございます。