クロムクロ 第八話『黒鷲の城』

父親の残した手帳を手に由希奈が黒鷲谷へ向かったお話。
これがシンジくんならもっとウジウジしていたのでしょうけど、そこは現代っ子でありしかも女の子、いつまでも過去を引きずらないで行動を起こす辺りが好ましいですね。
悩むことが悪いことではございませんが、内側に答えを求めるよりも行動することで得られる経験の方が前向きな答えになるでしょうから。
それは剣之介にも言えることでございまして、過ぎ去った時間を取り戻すことは出来ないのですから(もしかすると帰る事が出来るのかもしれませんが)鬼退治に過去の贖罪を求めるよりも「今」自分にしか出来ないことを見つける必要かもしれません。
赤鬼と青鬼登場。
青鬼の方は訳ありのようでして、その正体が明らかにされるであろう次回が楽しみ。
敵の攻撃が本格化しそうですし、これから先はハードな展開になりそうな気もするのですが、一方で開幕「おなかすいた!」と叫ぶ小春がいる世界ですからキツイ展開は岡村監督が上手に回避してくれそうでもあり。
第一クールの終盤に突入でございます。