文豪ストレイドックス 第七話『理想という病を愛す』

蒼き使徒との戦い。
最近ではダーティハリーシンドローム(おっさんの世代はワイアット・アープシンドロームでしたが)と呼ぶそうですが、理想や正義を追求し過ぎるとそれに飲み込まれてしまい、誰にとっての正義を優先すべきか見失ってしまうと。
国木田くんの理想主義も行き過ぎれば蒼の王と同じ末路を辿ってしまいそうで、そこが太宰くんにとっては危うく見えるのでしょうね。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
そんな生き方が出来ればそれこそ「理想」なのでしょうけど、そう出来ないから人は「独善」に走ってしまうのでございます。
国木田くんの先々に不穏な影を示唆してエピソードだったかと。