ジョーカー・ゲーム 第7話『暗号名ケルベロス』

太平洋上を行く客船朱鷺丸上で英国のスパイと対決する甘利のお話。
敵を知ることが何よりも大切といったお話でございまして、逆に考えますと自分を徹底的に抑制できないような人間はスパイには向いていないようでございます。
その時点で甘利とモーガンの勝敗はついていたのでございますね。
こういった丁々発止で手に汗握るエピソードはいつも書いている通りもう少し時間がほしいところでございまして、この作品の面白さを若干損ねているのかもしれません。
それにしても。
甘利はエマ(とエマの番犬(を引き取ったと理解していいのかな?
だとすれば彼のスパイとしての役目はこの時点で終了のようにも考えられますし、まあそれはそれで大変な「任務」に就いたのかもしれませんね。