おそ松さん 第25話『おそまつさんでした』

うむさすが頭のおかしいスタッフ、前回の続きなんて最初から放り投げておりましたね(笑)
そういえば赤塚さんの笑いがナンセンスギャグと呼ばれていた時代もあったなぁと想い出しまして、その精神を受け継いだ本作スタッフは優秀だったようでございます。
と云う事で多少しんみりするエピソードもございましたが、それすらも狂気の味付けと考えれば大満足のシリーズでございました。
そんな中「規制」に引っかかったエピソードもありましたが、笑いの本質は上記の通り「狂気」でございまして、それを受け入れられない時代が嫌な雰囲気を感じさせてくれました。
性も差別も含んでこそ人間でございまして、そういったものを直視できない、また覆い隠そうとするキレイ事を笑い飛ばす赤塚イズムが本シリーズでは表現されていたのではないでしょうか。
こういうご時世ですし、色々「やらかした」本作に2期があるのかは悲観的なのですが、抜け道を見つけたならまた再会したいものでございます。
怖いものなし!の藤田監督(笑)ならなんとかしてくれると信じております。