灰と幻想のグリムガル épisode.11『生と死の間で』

サイリン鉱山5層でデッドスポットと遭遇したハルヒロたちはメリィの案内で4層へ避難するが、そこはメリィが仲間を喪った場所だった、というお話。
ハルヒロたちがつけた「決着」がマナトを殺したゴブリンを倒すことだったに対し、メリィのそれはゾンビとなってしまった仲間たちの救済でございました。
どちらも前に進むためには大切な行為でございましたが、仲間の死を二度経験しなければならなかった分メリィの方が精神的にはきつそうでしたね。
一度目は殺されて行く仲間を見ることしか出来な自分の無力さを思い知らされ、二度目はその手で永遠の眠りにつかせる。
でもそれをしようと決意できたのもハルヒロたちと知り合い新しい仲間になれたからでございましょうし、それは彼女が蹲ることをやめ歩みを始めたから。
この場所に来ることを決意していた時点でメリィは立ち直っていたと云う事なのでしょうね。
で、無事に帰るまでが遠足でございます(笑)
慣れ合うだけが信頼ではございませんで、反目しあっていても肝心な時に頼りになる。ハルヒロとランタが本当の仲間になれた瞬間でございましたね。
そして一番死亡フラグが似合わないランタのフラグは本物でしょうか?(笑)