ヘヴィーオブジェクト 第18話『札束の散らばる炭鉱/カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦Ⅱ』

「信心組織」のスパイによって窮地に陥った「ヒーローズ」は、というお話。
敵の手で邪魔な自国民を始末させ、更に敵に対して憎悪させ一石二鳥を狙った作戦にはまりかけているけど、それを察知して「さあどうしましょう」といった内容でございました。
この作品があまりにも「キレイな戦争」に見えてしまうのは、そういった国家や権力者の「悪意」がよく見えないからでございます。
語られただけでは十分とは言えませんで、その結果の犠牲者を見せて頂けますと説得力が増すと考えてしまうのでございます。
今回のエピソードではクウェンサーたちの仲間もバタバタと死んでおりますが、悲惨さが足りていないのも残念。
まあ政治ドラマじゃございませんので、過度な悪意の描写は必要ないのかもしれませんけどね。
信心組織の工作員はあの男一人なのでしょうか? 諸々は以下次回。