櫻子さんお足元には死体が埋まっている 第捨壱骨『蝶は十一月に消えた(後編)』

行方不明の一重を探して別荘までやって来た櫻子たちはそこで二葉の白骨体を見つけた、というお話。
うんまあこの「三姉妹」はどいつもこいつも精神的に不安定過ぎまして、思春期の少女にありがちと言ったレベルじゃないような気がしましたが、…そういえば最近殺してと頼まれて同級生を殺した事件がありましたね。
自分では経験したことのない精神状態にある若人を一概に非難することはできませんし、結局当事者以外は理解不能なのでしょう。
確かに二葉は死を望み一重が殺したようですが、それは本当に当人の意思だったのが最大の問題になりそうでございます。
花房による誘導であれば彼こそ主犯でありシリアルキラーなのかもしれませんが、治安機関の外にいる櫻子さんがどう犯人と対峙するのか。
次回最終回。