うたわれるもの 偽りの仮面 第十一話『皇女の火遊び』

アンジュの周囲を巻き込んだ狂言誘拐の顛末。
まだアンジュは王ではございませんが、その地位は王そのものであり、彼女の自由な行動で周囲がどれほど迷惑がかかるのか知っておかなければならない、と。
遊びたかったり無邪気さを許されても良さそうな年齢なので可哀想にも見えるのですが、王族の責務とは重いものであり甘えは許されないって事なのでしょうね。
自覚して謝罪。
諭す家臣がいて真意を受け止めるアンジュは良い王様になってくれることでしょう。
物語の骨格だけ抜き出せば実にいい話なのですが、終始うどんを食べているだけのヒロインズですとか、茶番仕立てにして面白おかしく見せてくれるスタッフのサービス精神は見事でございます。
そろそろこのクールも終わりに近づいてまいりましたので、次回からはシリアス路線へ転向かもしれません。