機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ＃7『いさなとり』

鉄華団がテイワズと接触を持とうと考えていた矢先、その一組織であるタービンズが停船を通告してきて、というお話。
相手を説得するためには相応の力を示して自分たちの有益さを相手に伝える必要があると云うことでしょうね、鉄華団はその証明に成功したようでございます。
あくまで自分たちの力で未来を切り開き掴み取る。その強い意志を見せてくれたエピソードでございまして、そこに作劇上の都合などといったものは全く感じませんでした。
この作品を気に入っている理由の一つは、（今のところ）あくまで鉄華団という子供たちが未来を掴む物語であり、そこに戦争を止めようとか正義とは何かというような大袈裟なものが存在していないからのようでございます。
いくら強大な力を有している兵器を手にしていようと「一部隊」でそれを成し遂げるというのは「お伽話」でしかございませんので、それを避けている部分に好感を抱いているのかもしれません。
ただ先々は色々と不安なのですが、長井監督なら何とかしてくれると根拠の無い予想をしておくことに致します。