すべてがFになる 第三章『赤い魔法』

四季が殺されたお話。
最重要登場人物と考えていた四季が死んでしまいまして驚く。以降は彼女を殺した犯人を探す物語になるのか。
犯人を探すという事は殺された四季の全てを探す事でもございますし、その意味では死んでいても四季は最重要人物に変わりはなく驚くには当たらないのかもしれませんね。
とは言えそこまでウブでもなく(笑)
そもそもまだ死んだ四季が本物の四季であると証明されているわけでもございませんで、15年間あの部屋と外界をつないでいたのはモニター越しでしかありませんし、相手は天才プログラマーとすれば部屋の中の人物は別人の可能性も残されているのではないかと疑いを抱いております。
何故腕を切断する必要があったのか、本当にあの場所は密室なのか、本当に四季に妹はいるのか…、まだまだ謎は多く真相は藪の中でございます。
…原作を読んでいないおかげで楽しんでおります(笑)
そして所長も殺される。
二重三重の密室(この島自体が巨大な密室ですからね)のどこに犯人が潜んでいるのか。面白くなってまいりました。