ULTRA SUPER ANIME TIME #3

天才プログラマーを救いに行ったお話。
うんまあ正味5分の作品ですから内容なんて飾りに過ぎないわけで、勢いとインパクトで乗り切れればそれに越したことはございませんね。
今回は誰でも知ってるあの作品(笑)を下敷きに「押すなよ、絶対押すなよ!」で落としてみましたまで一直線。スピード感が抜群でございました。

ある日モノクロームは電池のプラスとマイナスを入れ替えてみたところ、というお話。
作り手としては芸能ネタを売りにしたいのかもしれませんが、私はこういった「ちょっと変」なネタが好みでございまして、この齟齬が中々埋まらなくて乗りきれないでおります。
その意味で今回のエピソードは楽しませていただきました。

海の中で「なにか」に恋人ハルカを連れ去られたケンタはその奇獣を激しく憎むが、というお話。
こうした動かない画の方が恐怖心を募らせるには最適のようで、資金が足りないのか時間が足りないのか門外漢には分かりませんが、素材と見せ方で作品はどうにでもなるのだなぁと感心。
バラバラのエピソードを積み重ねているだけかと考えておりましたが、今回すべての怪異に共通点があると番場が指摘したことで繋がりが出てまいりました。
まだこうした怪異を描いて行くのでしょうけど、最終的に何処に着地してくれるのか今から楽しみになっております。