放課後のプレアデス 第11話『最後の光と彼の名前』

未来を確定したことで魔法を失ってしまったすばる。最後の欠片の情報を入手した会長たちはすばるを残して回収に向かうことに、というお話。
一つの未来があったとして、でも諦めなければ「次」の未来もやって来る可能性はきっと残されているはず。諦めたらそこで試合終了ですよという誰かさんのセリフが聞こえてまいりました(笑)
すばるとみなとが交換したものは星ではなく未来でしょうか。いや、未来なんて大げさなものではなく小さな可能性かもしれませんが、確定しない未来が待っている彼らにはそれで十分でございます。
すばるが何度もドアを開け閉めしてみなとにつながる未来を探しているシーンは、夏を探し求めてドアを開けるよう催促するピートを思い出しましてちょっとウルウル(笑)
各シーンに様々な仕掛けが用意されていたようですが、もちろん全部を拾うことなど出来ませんでした。でも仕掛けがあることを認識させてくれるだけで十分でございまして、それが作品の厚みとなって豊かに見せてくれるのですから。
ラストに向かって全速力。希望ばかりが待っているとは限りませんが、未来は自分で掴むまで何も分かりませんので「そこ」へ行くことが最重要でございます。
…来週おじさんは絶対泣く未来が見える!(笑)