やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続 第2話『彼と彼女の告白は誰にも届かない』

戸部と姫菜の恋の橋渡しを依頼されたヒッキーたち奉仕部だったが、というお話。
そもそもですね、比企谷くんのような人間に恋の相談すること自体が間違いなわけで、更に今の人間関係を維持したいなんて相談は難易度が高過ぎます!(笑)
現状を維持することで得られるのは一時的な安寧でしかなく、そのモラトリアムは何も生み出さないことは今回の関係者の大半が自覚していたようですが、そこから踏み出す勇気がなかったのも彼らの選択。
たとえその関係が壊れたとしても戸部は自分の気持を姫菜に伝えるべきだったですし、姫菜も自分の気持ちを返すべきだった。それが自分に正直に生きるということですから。
そういった可能性をも比企谷くんは潰してしまったと言えるのですが、それがヒッキーの罪なのかと考えますと、雪乃や結衣が強く非難するほどかなぁ、と。
…私もヒッキー同様ヒトデナシなのでしょうね(笑)
「良かれ」「最善」を目指しながら悉く裏目に出てしまう。それがヒッキーと言えなくもございませんが、彼には辛い青春はまだまだ続くようでございます。う〜ん。