響け!ユーフォニアム 第二回『ようこそユーフォニアム』

吹奏楽部に入部した久美子たちは自分の担当する楽器を選んで、という第二話。
高校の部活は上を目指す者、ただ楽しみたい者、なんとなく所属した者が入り混じっておりますから組織としては実に微妙でございますね。
所謂「強豪」と呼ばれる部であれば入部して来る者は皆同じ「場所」を目指しているのでしょうけど、全国のあらゆる「部」がそんなものばかりであろうはずもなく。
…そうでもないのかなぁ。
そう考えてしまうのは私のように辛く苦しい練習の先にあるものを見たい気はあったのですが、実践する勇気がなかった者の「言い訳」かもしれませんね。
集団として意思統一しなければ「上」に行けない、いえそれ以上にまともな演奏ができないというのは吹奏楽部のような部の最大の問題点。
アチラコチラで軋みが生じておりますが、さて集団の中での個の部員と、個の集合体の部の行方はどうなるでしょうか。