東京喰種トーキョーグール√A 第12話(終)『研』

カネキくんが帰る場所をなくしたお話。
親友のヒデが死に「あんていく」も焼け落ちてしまえば彼の「根」は完全に断ち切れたようにも見えますが、トーカを始め他の仲間もいるのですから自暴自棄のように有馬の前に進む必要はあったのかどうか。
全体として静かな画面作りで、だからこそ双方の悲しみがよく伝わってくる内容でございました。
ただ亜門の生死も気になりますが(あの描写ですと死んだってことなのかなぁ)、最大の謎はカネキと有馬の戦いの行方。現状の実力差を考えればカネキくんが負けたってことでしょうけど、彼の治癒能力を考えれば死んだとも思えませんし、…実に気になります。
トーカは別の場所で「Re:」という喫茶店を出し新しい「場所」を作っておりましたが、これも過程は必要ではなかったかと。
噂では3期も確定したそうなので、今回感じたものすべては次シリーズに持ち越しということで。
終わっていない物語でございますので、感想はここまででございます。