団地ともお 第77話『上を向いて歩こうともお/魔法の力で強くなれともお』

Aパートは吉本くんの一言から落ちてくる衛星の欠片に怯えるともおと由伸とケリ子のお話。
それを称して天文的確率と言うのですが、家の中に居ようとも外に居ようとも当たってしまえば結果は同じということに思いが至らないいかにも頭の悪い子供らしい反応でよろしい(笑)
さらに流星となった衛星にお祈りをする(願い事ではなく「当たりませんように」というお祈りであるところがまたw)三人の姿がダメ押しとなっておりまして、この素直さが好ましく見えました。
Bパートは臆病なみつおの妹・凪子がケリ子に憧れたお話。
単に力が強いだけではなく、年下の女の子たちに「どう生きるのか」を説くケリ子に惚れる(笑)
きっかけは与えてもその後は自分たちで対処しなさいと、実に年上として的確なアドバイスと、それをあえて「魔法」として自分の手柄にしない生き方(?)に感心。そして力の及ぶ範囲が「全部」じゃなくて「半分」だけって処もいいですね。
すっかりケリ子に心酔する年少組の女の子たちに、オチとして情けないところも見せる捨て身の生き様も格好良かったです。
そうか〜、さすがのケリ子も注射だけはダメなのか(笑)